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提言 - 社会人教育  
 


 

 

 

日本は従来から教育熱心な国でしたが、このところ将来に向けての方向性を見失い混乱が生じているように見えます。今回はこの点について少し掘下げてみましょう。

教育と言えばほとんどの人は子供の教育についてイメージされると思います。 確かに子供の教育は最も大事なテーマに違いありません。しかし今回は少し違った観点で事象を観察してみます。それは社会人の教育についてです。

考えてみれば、どれだけ学校時代の教育を整えても、人は実際に社会に出て初めてわかることが多いものです。人生でこういうことをしたい、とか、職業観というものも、学生時代 の考え通りに展開することは少なく、大概は考え方の修正を余儀なくされるものです。近年のように社会自体がどんどん変化していけば、学生時代の考え方と現実社会のギャップというのは ますます大きくなるのが自然です。ですからそのギャップを正しく把握して自分のあるべき姿を再考慮し、軌道修正をしていくプロセス、これこそが実は人生の中で重要なことではないでしょうか。

しかしこの修正作業をサポートする社会人教育のしくみが今あまり整っていません。従来は企業でオンザジョブで育まれてきた部分がありますが、最近では企業は段々人を育てる余裕がなくなっており、むしろ後退傾向にあると言えるかもしれません。

それではどのような方法があるのか、次回以降で考えていきたいと思います。

(2007.1.14)