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ビジネス統計学 Excelのツールを活用する CACAO TOWN
 


 

 

 

Excelは強力な助っ人 

ビジネスマンなら誰もが日ごろ使っているExcelですが、あまりマイクロソフトの宣伝が良くないためか、結構使える関数や統計ツールがついているのにあまり活用していない例が多いようです。ここではいくつかビジネスで使え、他の人に差をつけることができそうなツールについて紹介してみます。なお、アドインの分析ツールを使用できる状態にしておいて下さい。

一対の標本による平均の検定(t検定の一種)

統計用語は意味がわかりにくいものが多いですが、これは同一の集団が違うテストを受けた場合に出てくる平均点に優位に差があるかを調べる検定です。つまり、クラスAの生徒たちが英語と数学のテストを受け、数学の平均点が英語の平均点よりも高かった場合、果たして数学はこの生徒たちにとって英語よりも簡単であったと言えるか、ということを検定します。Excelに計算させた結果、tの絶対値が同時に出される「境界値両側のt値」よりも大きければ優位に差があると判定されます。

統計実務では「一対の標本による」という用語のかわりに、「対応のある」という用語が用いられることもあります。

分散が等しくないと仮定した2標本による検定(t検定の一種)

例えば全く独立の2つの集団が同一テストを受けた場合、平均点の差が実力の差を有意に示しているかを判定するときなどに使います。Welchの検定とも呼ばれます。もし分散に差がないと想定されるケース、例えばある同一の団体からランダムに何人かずつ選んで2グループをつくった時などは分散が等しいと仮定して別の計算式を用いる必要があります(また、この場合f検定と呼ばれるもので分散に差がないことを確認する必要があります)。