ビジネスアイデア - パッケージ   
 


 

 

 

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ポイント
■ パッケージングには宝が眠っている
■ 先入観を超えて顧客のニーズから考える
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店頭販売で大事な要素にパッケージがあります。しかしそのポテンシャルを有効に利用していないケースも多く、収益アップのチャンスが眠っています。今回は一つの例でその点を考えて見ます。

今の季節、スーパーの店頭には必ずイチゴのパッケージが並んでいます。彩り的にもお客さんの気持ちを効用させる重要な商品ですね。

しかし、考えてみると一粒で30円以上もするのにその扱いは結構乱暴です。通常2段に重ねて詰められていますが、あれだけ柔らかいものですから、下の段のイチゴは必ず潰れています。もちろんそれはそのまま味にも直結します。しかも潰れたところからどんどん悪くなっていきますので、店としても数日経てば価格を下げて投げ売りにするという悪循環です。

それならイチゴはこういうものという先入観を改め、全て一段のフラット形のパッケージにしてみたらどうでしょうか。四角の薄手のパックに6−10のイチゴが平面で並べ、互いに干渉しないような簡易の仕切りを入れます。そして価格も200円台にするのです。18個で498円のイチゴをこのようにして9個298円にすれば少量で買いたい新たな顧客層も開拓できます。

例えば1人暮らしの女性やシニアの方に今までのパッケージはボリュームも価格もデザートとしてはやや過大で、冷蔵庫に保管してもすぐ悪くなのるであまり気軽に買えなかったはずです。痛んでいない手頃な量のイチゴであれば多少は割高でも買おうと言う人は増えるでしょう。

店側にとっても多くの良いことがあります。

・痛んでしまうまでの期間が長くなり、投売りをしなくても済むようになる
・新パッケージは何段にも積み重ねられ在庫スペースが節約できる
・また、取り扱いがしやすく、作業効率が上がる
・そして少量パックで新たな顧客層を開拓できる など

こうしたパッケージングの威力を知れば、売り上げや収益というのはまだまだ改善できるのです。

2007.5