リアルワールド - 郵便  
 


 

 

 

郵便局は2007年の年賀はがきで遅配という大きなミスをしてしまいました。大型の収益をもたらす数少ないサービスであり、差出枚数もほぼ予測できるというのに やや残念です。しかし幹部が「配達の苦労も知らないで・・・」みたいなコメントを発するのを見ても、やはりまだ民間サービスのレベルに達するのは先なのかも。

郵便事業には同様にまだまだレベルの低いサービス見て取れます。これを改善していくことが競争力の強化に欠かせません。例えば昨年書き込みぼーどに記したエクスパックサービスです。 これは下記のように対応していくことが可能です。

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まず、現行の500円というのは今や高すぎです。500円で割安感を
持てる利用方法は実はかなり限定されています。例えば本を送るなら冊
子小包の方が安いし、小物であれば定型外郵便やメール便、やや嵩張る
ものは宅配便の方がコスト安です。従って、書留的な利用でやや急ぐも
の、というニッチな利用に限定されてしまうのです。

ただし、単に価格を下げるだけでは価格競争に陥り、エクスパックが有
するせっかくのメリット、すなわち重さを気にせず品物を放り込んで近
くのポストに投函するだけという利点が活かせません。

そこで、一つの有効な方法として、オークションや通販などで増えてい
る小口のニーズによりきめ細かく対応することがあげられます。すなわ
ち概ねA5サイズの本やDVDがケースごと数枚すっと入る小型のもの
を定額300円で、また内側に保護材が入っていてCDケースや文庫本
がそのまま数点安全に送れるタイプを200円といった具合です。配送
の期間はやはり原則翌日を確保することが不可欠です。

また、こうしたサイズで例えばレンタル事業者や、パーツを取り扱う会
社向けなどにボリュームディスカウントで提示すればかなりの法人需要
も期待できるでしよう。

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この他の融通の利かない例としては料金後納郵便があります。切手を貼らずに後にまとめて料金を払うことができるサービスなのですが、ホームページによれば特定の郵便局の承認を得たり、料金見込みの2倍の担保を差し出したり、が必要です。また、切手に代わるシールも指定されたプリンターを買ってそれを郵便局に持参して承認を受ける、というような何とも封建時代のような対応をしています。

もし私が総裁なら当然これはインターネットで申し込みからシールのプリントまで全て簡単に行えるようにし、料金も顧客登録をして頂いた上でクレジットカードなどの支払いと するでしょう。いまどきシールプリンタなど全く不要で、お客様のプリンタでバーコードを印刷して頂けば済みます。手軽に申し込みから発送まででき、大量の場合には時間指定で回収に行く位のサービス レベルが必要になるでしょう。

最近配達の人が人員削減で夜遅くまでバイクを飛ばしているのを見るにつけ、現場に大きなしわ寄せが行っている印象を持ちます。しかし現場をオーバーワークとする前に、サービスの質や考え方を改めるのが喫緊の課題だと思われますがいかがでしょうか。

2007.1