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リアルワールド - NOVA(英会話) | |||
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ビジネスでも英語が必須になりつつありますね。こんな中、何故かNOVAの業績が冴えません。その理由を推測してみましょう。 NOVAは業界トップとして幅広く顧客にアピールするため、低コストを売りにしているため、教師の人件費を差し引くとどうしても低マージンとならざるを得ません。 つまり、顧客が増え続けている限りは何とか利益も確保できますが、業界が成熟してくると収益性は伸び悩んでしまう構造なのでしょう。かと言って利益を重視すれば料金は高くならざるを得ず、ビジネスモデル自体の修正を伴う、というジレンマに陥っていると思われます。 今後の対応の方向性の一つは言うまでもなくコストを抑えながら授業の質を高めることです。NOVAは生徒3人に対して先生1人というスタイルで授業を実施することで料金の安さを実現しています。しかし、時代の要請はも う海外旅行や趣味的な英会話からよりビジネスユースに移っています。1人の先生が3人の相手をする方式では生徒一人当たりの学習密度が低くなり、上達のスピードもなかなか 上がりません。 長く通ってくれるのは趣味で英語をやる人ばかりでビジネスマンやウーマンには敬遠されることになります。彼らは手っ取り早く成果を出したいからです。こうなるとやはり生徒の個々の目的に合わせたマンツーマン的な授業が必要と いう結論になります。しかしそれをすると料金を3倍近くにしないといけなくなる・・・・。 さてどうすればよいかと言えば、例えば授業と予習をセットにすることが一つの対応策となります。具体的には苦にならない程度の予習リスニング素材(※)を用意してあらかじめ聞いておいてもらい、それをベースに授業をします。そして3人40分の授業の代わりにマンツーマン25分の授業を導入し、実質的な授業密度を上げ ます。価格は現行の1.5倍程度の価格に抑えます。生徒からすると、予習と本番の授業をあわせて一コマという感覚になり、これまでよりずっと中身が濃くなりますので、 この価格は払う価値はあると考えるでしょう。 ※予習素材はリスニング素材で、題材は旬のニュースの中から生徒が選んだものなど この対応策のポイントを整理すると、生徒にとって真に質の高い時間が何分提供できているかを計算し直し、価格も含めて最適化を図るということです。 この他、NOVAが取り得る方策の一つは、生徒の目的を中心に考えて相乗効果の出るようなサービスをセットにするため、企業間提携を拡大することだと思われます。この点についてはまた次の機会に述べることにしましょう。 2006.11 |